日本建築医学

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家、と言うのは人間にとってとても大事な場所です。いくら外に出る時にブランド品やありとあらゆる物で着飾っていても、家が汚かったりしたらどうしようもないし、家を見たら本当のその人の姿が見えるんじゃないだろうか。母はいつもきちんとしている人だし、家もいつも綺麗でしたから、実家にまだ住んでいる時の私の部屋を見て、汚かったからいつもきちんとしなさい、と言われてきました。
その時は全然気付かなかったけど、実家を出て暮らす様になって家を整える事の大切さを学びました。実家にいる時は母が綺麗にしてくれるから家は必然的に綺麗なんだけど、自分の家となると自分で綺麗にしないと散らかったまま。だけど家を自分で綺麗にして行く事で、愛着もさらに湧くし、家も自分の事を認識してくれて自分の人生をより良い物にしてくれる、そう言う物です。

なぜここまで確信があるかと言うと、父が内装や設計の仕事をしているから。いわゆる建築と言う分野の一部にいる事によって、そして風水建築と言う物に携わっている関係で、何年か前に風水と言う物を勉強する機会に恵まれました。父からは色々と聞いていたけど、実際に風水を勉強して触れてみると、本当に環境と言うのはどれだけ人間に影響があるのかと言う事が良く分かります。家の形や屋根の形、空間、そしてその家が個々の人間に対してどう影響してくるのか、と言う事も。そしてその空間が人間の人生をも変えてしまうかもしれないと言っても過言ではない位、大切な物なんです。

建築医学、と言うのは建築も医学である、と言う考えにもどづいています。
そして私の父はそこの理事でもあります。私の部屋のペンキは、塗っても体に害がない、エコな物を使っています。ペンキも息をしながら生きているし、初日からペンキの嫌な匂いは一切しませんでした。ありとあらゆる場所に塗る塗料もそう。これもこう言う物があると知れば、様々な病気やアレルギーも減るかもしれない。色もそれぞれ影響力が違うし。そう言う事を知ったら、また家に対しての考えも違うしもっと色々なチョイスが出来ると思います。
それは立派な家に住むとか新築のマンションに住む、とか言う事ではありません。自分が家をただ寝る場所と思うのか、本当にリラックス出来る、疲れを癒やして明日の活力を生む場所にしようと思うのか、チョイスがあると言う事なんです。


ここまではあくまで私の言葉だけど、この建築医学、と言う物をより良く理解出来る、そして色々な視点から見れる講演会があります。
家がどんなに大切か私もこれを通して知れたので、もし興味があれば是非会場に足を運んで話を聞いてみて下さい。きっと面白いと思いますよ!


健やかな、いのちを育む環境を創造する健築医学。子供が夢を持てる社会環境の実現を目指して。日本建築医学協会。創立記念フォーラム。11月22日、日曜日。開場、午前10時30分。開演、午前11時。会場、ベルサール神田イベントホール。参加費5千円。先着は350名までらしいので、行きたい人はお早めに。

昨日今日と2日間続けてリハーサルでした。5人で出来るライブが楽しみですよ。長くなってしまったので、ライブの告知はまた明日。
では!

コメント(1)

勉強になります。その通りですよね。
どんなものにも意思はある。
家だってただ汚れる一方では悲しく思うはず。
お世話になっている分大事に
なおかつ綺麗に使いたいですね。
家を持つということは責任感も問われると私は思いました。
最近、物に対して哀れみを持つ人が
少なくなっていますね。
壊れたいと思うものなんてない。
なんでそれに気付かないんだろう?

私にとっては他人かもしれませんが
あなたのご両親を尊敬致します。
物凄く勉強家で、もののあわれの精神を持ち
人の事を第一に思い安全なものを作る。
素晴らしいことだと思います。

昨日今日とリハーサルお疲れ様でした。

このブログ記事について

このページは、Nami Miyaharaが2009年11月10日 21:32に書いたブログ記事です。

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