ルーブル美術館


どうしても見たかったので見に行っちゃいました。ルーブル美術館。上野まで。パリのルーブル美術館に初めて行ったのは小学四年生の時。母に連れられて行ったのが一番最初。それからパリに行く度に足を運んでいます。しばらくはまだ昔の建物だったけど、その内新しい今のピラミッドがシンボルのルーブルにリニューアルしました。新しくなった時には、昔の建物が大好きだったから凄く残念に思えたけど、新しいルーブルも慣れてみれば良い物です。パリのルーブル美術館にはお気に入りの絵があって、それを探して回るのがどうやら自然に習慣になっているようです。
エジプトのセクションも私の大好きな一つ。きっとその昔、エジプトに生まれた事があるんじゃないかって思う位、必ず鳥肌が全身にたって、スフィンクスに会う度に、ただいま、とかって言ってしまいます。変でしょうか(Θ_Θ)
若い頃は美術館を見るなんて大嫌いでした。ヨーロッパに住んでいると、美術館や芸術は普通に街のありとあらゆる所にあるから、それが当たり前で若い頃はありがたみがなかった。でもあの時見ていた物が、今の私にとって確かにかけがえのない財産になっているのだから不思議だし、感謝ですね。そしてそれ以来、芸術を見る事が大好きになりました。

残念ながら、私の好きな絵は海を越えては来てなかったけど、やはり本物は素晴らしい。何百年経っても、そこに凜として存在している。芸術家と言うのは描き終えた時が完成ではなくて、書き終えて何世紀後にやっと本来の色や表情が出た時が完成と言うらしい。優れた芸術家であればあるほど、その事を良く心得ているんだって。描く方と見る方。その両方がないと成り立たない。何世紀後の事を想像できるその想像力は並み大抵な物ではないですね。
歌も芝居も同じ。芸術とは凄い。それを見るだけで、感じさせられる何かがあるから。そして時には人生を変えてしまう程の衝撃も与えてしまう。
見ているだけで考え方や意識を変えられてしまうから不思議。改めて、私は色んな時代や人の想いの上に立っているんだなって感じた時間でもありました。歴史の上に沢山の人間の生かされてる事を考えた1日でした。

又パリのルーブル美術館に行けるまで楽しみにしてよっと。

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このページは、Nami Miyaharaが2009年4月 7日 19:25に書いたブログ記事です。

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