しかしRay Charlsの人生は凄かった。生活の全てが音楽って事は究極にこう言う事を言うのかーって。
だけど、彼は家族に恵まれていたと思う。小さい頃から貧しい家で育ったけれど、母はとても強い人だった。９歳で目が見えなくなった時も、本当は支えてあげたくても彼が強くなるために手を貸さないでいたり、目が見えなくなってもあなたは馬鹿じゃないのよ、誰にもあなたを盲目だと呼ばせない様に自分の元から話して教育を出来る様にしたりね。幼い頃に失ってしまった弟を自分が殺したって言うトラウマから薬に手を出してしまって物凄い中毒者だし、外に女の人が何人も居るわで、それでも奥さんは見捨てずに彼を精神的に支えてたって言うかね。そして薬で何回も捕まってもう駄目だって言う時に発した奥さんの言葉がね凄かった。あなたの心の中にある物は、あなたがこの世の中で一番大切にしている物は、私でも子供でもあなたが今までに抱いた沢山の女でもない。あなたが一番愛する物は音楽なのに、それだけ愛する音楽のためにも薬を辞められないのかって。今本当に辞めなかったらあなたの一番愛する音楽を失う事になるのよって。何て言ったら良いか分かんないけど、ここまでされてもまだ彼を愛して支える女性は凄いって言うかね。私は出来ないなーって思ったけど、それだけ彼が凄い人だったんだなって。
それから彼はホスピスに入って薬を絶つんだけど、同時に精神面も治療して行くの。そしてやっと弟が死んだのは彼のせいじゃないって思えて、それから４０年間、チャリティーや色々な事をしながら世界に貢献したんだって。
３時間だったよ。映画や本って凄い。あんな短時間で一人の人の人生を見る事が出来るんだから。そこから又学べる。感謝だね。
その後はかるーく仕事してきたよ。毎日が良い天気。
目の上に蕁麻疹できちゃった。後ね、多分蜂に刺された......
